船から落水事故 ライフジャケットとPLB(Personal Locator Beacon)で身を守ろう。
PLBは、個人用の衛星を使った救難信号発信器です。
身体に装着した状態で海に落水した時に、
国際的に合意された救難網に衛星経由で位置情報が送られます。
小型化して持ち運びできるようにしたのがPLB
遭難者がPLBを起動させると衛星を使って(コンパスサーキット衛星)
経由して地上の受信局へ送られその情報が捜索救助機関(海上保安庁)へ届きます。
捜索する際に、PLBから発信されているビーコン情報(位置情報)を頼りに捜索することになります。

個人の命を海難事故から助けてくれるPLB
使う条件
①無線局を開設するために免許が必要になります。
②ビーコンを使用するする為の免許が必要です。
PLBは個人向けなので会社とかマリーナでは許認可は得られません。
実際に使う人が免許の申請をする必要がある。
商品を購入した際に申請の方法が記載された紙が入っています。
それに記入してポストに投函するだけです。
簡単に取得することができます。
使う事が出来るのは本人に限ります。
他人に譲渡する場合には免許の更新が必要となります。
日本国内で使う場合には、技適マークが付いていることが電波法上必要となります。
購入する際には、日本の技適マークが付いていることを確認してください。
PLBを使用する際の注意点
日本ではPLBの使用は海上にのみ限られています。
海上での遭難時以外には使わない様にしてください。
登山とかでは利用できません。
無線局免許の有効期限について
免許を発行してから5年間となります。
PLBを使わなくなった時には。
新しいPLBを購入したのでもう使わない時とか
海に出ないくなったとかそういった場合には、
PLBから電池を抜いて、無線局の廃止届をださなくてはいけません。
廃止した無線機からは電波が発信できない状態にしなければならない。
法律で定められています。
PLBの使い方
身体に装着します。
万が一落水した場合には、本体のアンテナを立てて、電源スイッチを1秒間長押し電源をいれると
GPSが起動し位置情報・救難信号などを発信してくれます。
誤って間違えて起動させてしまった場合。
5秒以上電源を長押しすることで解除することができます。
同時に海上保安庁に118番や船舶無線などで連絡が必要となります。
万が一の事を考えてPLBの購入・装着を推進します。